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女子企画について

 内閣府の2017年度の調査では、理工系の女子学生の進学率は医学部や薬学と比較して低い傾向があることが示されています(理学27%, 工学14%)。科学技術や学術振興を活性化するためには、女性研究者や技術者の活躍の促進が必要で多様な視点や発想が不可欠です。更に、AIやIoT技術革新から第4次産業革命が始まろうとしています。こうした情報技術や産業の変革が私達の仕事の内容や活躍する仕事も変化させていくでしょう。特に、今後理工学系の進学の促進が必要とされます。本企画では、女子の進学率が少ない理工系の進路の多様性を広く知ってもらうためにH28年度から女子高校生向けのサイエンスキャンプを展開してきました。H30年度から文部科学省の国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の支援を受け、次の世代の女性が理工系の進路を活発に目指して働けるように「次世代に絆(つな)ぐサイエンスキャリア」と題して女子中・高生を対象とした様々な企画を展開することとなりました。
 帝京大学は医・薬学から看護、理工系の学部を持つ総合大学としてこれまでに女性医師・研究者支援事業を展開しています。本学宇都宮キャンパスでは、理工学部の女性教員や女子大学院生、女子学生による理工系女子のサイエンスキャンプや地元企業や自治体の協力を得て講演会を展開しています。女子学生の進路選択は、保護者や教員の方の協力も必要です。多くの方に参加して頂ける企画内容を今後も展開していきますので様々な進路選択があることをまずは知ってください。

 

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